岡山大学教育学部国語教育講座
岡山大学教育学部国語教育講座 のブログです。 会員の方や卒業生の方のコメントの投稿を歓迎します。 また国語教育分野への進学を考えている方の質問も歓迎します。
2011年4月7日木曜日
新年度を迎えるにあたっての所感
3.11の東日本大震災以降、皆さんはどこか居心地の悪い、落ち着かない日々を送られていると思います。
東日本の人々の苦境、被災地の遅々として進まない復興。そして収束の兆しすら見えない原発問題。
このような状況下で、普段通りに日常生活を送ることへの違和感、さらには学業を続けることの意味とは何か、そのようなことを考える人がいても何ら不思議ではありません。
被災地の方たちと、皆さんを分けたのは、ただの偶然であり、もし原発を抱えた近県で大地震が起きれば、同じことが起こっても何ら不思議ではないのですから。
それならば、あなたたちには今、被災地の人々や、被災企業や、深刻化する原発に一体何が出来るのでしょうか。
ボランティアのような支援は、一時の苦境をしのぐことはできますが、むしろ被災地には継続的な支援が必要であることは、お分かりでしょう。
そして、それが皆さんには、可能でしょうか。
短期的な支援とともに、長期的な支援というものを考えても良いと思います。
ボランティアで、短期間の支援活動に参加するのも結構です。
しかし、継続的に、金銭的な支援、物資の支援をすることもできるのです。
被災地の現場に立つことだけが支援ではありません。
自分なりのやり方で、5年10年と長期的に被災地を支援できる方法を考えてはどうでしょうか。
教育学部の学生・院生であれば、自分が被災地の教員になることで、子どもたちの支援、殉職された教員の遺志を継いで、地域教育の復興に寄与するということも、考えられると思うのです。
国語教育講座 木村 功
2010年10月8日金曜日
第24回「岡山大学国語研究会」研究発表会のご案内
以下のように、国語研究会の研究発表会を開催します。会員の皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
なお、吉田則夫先生は、今年度でご退職になります。是非ご発表を聞きに、お集まり下さい。
2010年8月2日月曜日
2010年度 国語教育講座のオープンキャンパスについて
教育学部では、8月6日にオープンキャンパスを実施する予定でおりますが、国語教育講座では以下のようなプログラムを用意しております。
1、教員による講座の説明(20分程度)
2、教員によるミニ授業(15分程度)
3、教育研究内容のパネル展示
アンケート調査も行いたいと考えていますので、ご協力をお願いします。
2009年10月26日月曜日
第23回「岡山大学国語研究会」研究発表会のご案内
Ⅱ 場所 教育学部講義棟5307
※当日は講義棟にて、「教育実践学会」も開催されています。お間違えのないよう、ご注意下さい。
Ⅲ プログラム
1,研究発表(午前の部,10:30~)
(1) 磯野千恵(院生)
「読書指導のための学習者の読書過程に関する読者反応研究―長編読書(ナタリー・バビット作『時をさまようタック』)の反応分析―」
(2) 邢碩(中国・東北師範大交換留学生)
「芥川龍之介「杜子春」論―鉄冠子について―」
2,総会(13:10~)
3,研究発表(午後の部,13:30~)
(3) 徳山智夫(附属中学校教員)
「国語学習を俯瞰し、新たな課題に自ら取り組む生徒の育成を目指して」
(4)伊土耕平(学部教員)
「ノダとワケダ」
(5)田中智生(学部教員)
「中学校における合意形成のための話し合いの実験授業②」
Ⅳ 懇親会 成田屋津島店 17:30~,会費3,500円
℡086-253-3366
☆ 会費納入のお願い
年会費は2000円です。郵便振替は 「01210-5-35621
国語研究会」 にお願いいたします。
2008年10月6日月曜日
第22回「岡山大学国語研究会」研究発表大会の御案内
Ⅱ 場所 教育学部講義棟 5307
Ⅲ プログラム
1,研究発表(午前の部,10:30~)
(1) 池本浩子(院生)「高等学校国語科古典教育についての研究
――『源氏物語』若紫巻の指導実践を求めて――」
(2) 平松恵子(院生)「漱石俳句の研究」
2,総会(13:10~)
3,研究発表(午後の部,13:30~)
(3) 河田良子(市立小・講師) 「『一つの花』の実践」
(4) 西上慶一(附属小学校教員)「筆者の説得の仕方をとらえ,批評する授業のあり方――「マンモス絶滅のなぞ」の実践を通して――」
(5) 蔦尾和宏(本学教員)「伴大納言説話の背景」
(6) 森 熊男(本学教員)「伊藤仁斎の『論語古義』」
Ⅳ 懇親会 成田屋・津島店(電話086-253-3366)
☆ 会費納入のお願い
年会費は2,000円です。郵便振替は 「01210-5-35621 国語研究会」 へ、お願いいたします。
2008年2月1日金曜日
卒論要旨の提出について
国語教育講座
3月卒業予定の学生へ
先日掲示したように,2月19日(火)に卒業論文発表会を行います。
つきましては,当日配布する「要旨集」の原稿を下記のように作成・提出してください。
記
・ 体裁:A4一枚
以下の「サンプル」を参照のこと
・ 締め切り:2月15日(金)
・ 提出先: 伊土(研究室のポスト)
付記:発表時間は質疑を含めて15分です。
発表順などは後日掲示。
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サンプル
(平成19年度卒業論文要旨)
024-16-○○○ 国語 太郎(○○ゼミ)
卒業研究題目 『源氏物語』の研究−−「霞」と「霧」の描写をめぐって−−
【論文構成】
はじめに
第一章 「霞」と「霧」について
第一節 自然現象としての「霞」と「霧」について
第二節 「霞」と「霧」の種類
第二章 「霞」と「霧」の場面描写について
第一節 「霞」の場面描写
第二節 「霧」の場面描写
第三章 「霞」と「霧」の表現効果について
第一節 風景描写における表現効果
第二節 人物の心象風景
第三節 比喩としての描写
第四節 修辞技巧としての表現
おわりに
【論文要旨】
『源氏物語』の自然描写は,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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